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石田歯科ブログ
むし歯の進行段階
先日むし歯の初期段階として
CO(カリエスオブザベーション)のお話をしました。
この段階では経過観察をするのですが
今日はさらにむし歯が進んでしまって
治療が必要になってくる段階のお話をさせて下さい。
C1:歯の1番表層のエナメル質が溶け、穴があいてくる段階です。
この段階ではほとんど痛みも無く、小さな詰め物で直接つめて
早期に治療が終わる可能性が高いです。
C2:表面から2番目の層の象牙質までむし歯が進行、神経に近くなっているので
しみたり、痛みを感じることがあります。
通常むし歯をお取りして痛みが無ければ神経を残して治しますが
神経に近くて痛みがでるような時は神経をお取りすることもあります。
C3:神経までむし歯が進行、炎症が強くなると激しく痛みがでます。
通常神経をお取りして、かぶせ物での治療となります。
C4:むし歯はさらに進行、わずかに根の部分しか残らなくなります。
神経は死んでいますが
根の先に膿ができ、腫れたり痛みがでることもあります。
治療しても歯の保存は難しく抜歯になることがほとんどです。
このようにむし歯の治療は早期に治療したほうが回数も少なく、予後も良いです。
定期健診をして早期発見、早期治療を心がけましょう。
投稿者 石田歯科医院(2010年3月03日 20:33) | PermaLink