熱海市の歯医者なら石田歯科医院

先日むし歯の初期段階として

CO（カリエスオブザベーション）のお話をしました。

この段階では経過観察をするのですが

今日はさらにむし歯が進んでしまって

治療が必要になってくる段階のお話をさせて下さい。

C1：歯の１番表層のエナメル質が溶け、穴があいてくる段階です。
　　　この段階ではほとんど痛みも無く、小さな詰め物で直接つめて
　　　早期に治療が終わる可能性が高いです。

C2：表面から２番目の層の象牙質までむし歯が進行、神経に近くなっているので
　　　しみたり、痛みを感じることがあります。
　　　通常むし歯をお取りして痛みが無ければ神経を残して治しますが
　　　神経に近くて痛みがでるような時は神経をお取りすることもあります。

C3：神経までむし歯が進行、炎症が強くなると激しく痛みがでます。
　　　通常神経をお取りして、かぶせ物での治療となります。

C4：むし歯はさらに進行、わずかに根の部分しか残らなくなります。
　　　神経は死んでいますが
　　　根の先に膿ができ、腫れたり痛みがでることもあります。
　　　治療しても歯の保存は難しく抜歯になることがほとんどです。

このようにむし歯の治療は早期に治療したほうが回数も少なく、予後も良いです。
定期健診をして早期発見、早期治療を心がけましょう。

ごく初期のむし歯をCO(Caries Obsarvation)と言います。

これはむし歯の経過観察という意味です。

歯は唾液の働きによって、１日の間でも溶けたり固まったり

を繰り返しています。

むし歯は細菌の出す酸によってそのバランスが崩れて

歯が溶けてしまう疾患です。

COという段階では表面が白く濁ったり、歯の溝に色がついてきたり

しますが

歯磨きをしっかりすることで、細菌を減らし

唾液の働きを促し、固まる方向（再石灰化）に導きます。

この段階では削らずに経過観察をします。

今日もお昼休みに女子フィギュアスケートを見ました。

浅田選手はキムヨナ選手には及ばず残念でしたが

素晴らしい演技でとても感動しました。

泣いているのをみると本当にかわいそうでしたが

また別の舞台でより素晴らしい演技を期待したいと思います。

クリニックには先週インプラントをさせて頂いた患者様が来院され

順調な経過で縫った糸を抜く治療をさせて頂きました。

浅田選手のように多くの人に感動を与えられるところまでいくのは

なかなか難しいですが

できるだけ多くの患者様に咬める喜びを提供できるように精進していきたい

と思います。

今日は昼休みにバンクーバー五輪の女子フィギュアスケート

ショートプログラムをテレビ観戦しました。

普段あまりフィギュアスケートは見ないのですが

オリンピックにおいては男子同様つい熱をいれて見てしまいますね。

皆さん若いのに素晴らしい演技をするので

何だか見ている方も頑張らなくてはという気になりました。

フリーでも選手の皆さんの頑張りに期待したいですね。

インプラントと骨との結合をオッセオインテグレーションと言います。

チタンと骨とが結合する性質を用いたものですが

菌による感染で炎症を起こすと

オペがせっかく上手に行われても

チタンと骨は結合せずオペは失敗となります。

石田歯科医院ではオペの前までに

お口のクリーニングをしっかりして口腔内の菌を減少させるとともに

オペ時にはお顔や胸に滅菌した布をかけて、滅菌した清潔な器具を用いる事

によって感染予防に細心の注意を払っています。